先週は中東の緊張で一時的に上昇したビットコインでしたが、結局のところ68,000ドル付近での往復になってしまいました。土曜日の朝には72,190ドル前後まで回復しているようですが、ここ数週間のパターンとしては週末に売り圧力が入ってくるのが定番化しています。
主要な仮想通貨ニュースとしては、ここ24時間でビットコインは2.3%程度の上昇、イーサリアムは2.61%、ソラナは3.03%上昇しているのですが、これは週次で見るとさらに強い動きになっています。ビットコインは週間で8.38%の上昇、イーサも8.45%上げており、先週中頃の74,000ドル到達時の勢いは確かに続いているという見方もできます。
ただし市場全体の下落要因は無視できません。米ドルが1年ぶりの大幅週間上昇を記録しており、これがリスク資産全体に重くのしかかっています。エネルギーコスト上昇とインフレ懸念で、FRBの利下げ見通しが後退しているのが背景です。オンチェーンデータを見ると、ビットコイン供給量の43%が含み損状態にあり、反発時の売り圧力になっているのは明らかです。
明るい材料としてはステーブルコイン流入が急増しており、待機資金が市場に戻ってくる兆候が見えています。ここからどう動くかは、この資金がビットコインに向かうのか、それとも価格がさらに下がるのを待つのかにかかっているという状況ですね。