オーストラリアの利上げ期待が高まる!豪ドル/米ドルが14ヶ月高値を更新、機関は2026年も上昇継続を予測



**政策の分裂が豪ドルの強さを後押し**

2025年のスタートとともに、豪ドル/米ドルは目立ったパフォーマンスを見せている。12月29日に0.6727を突破し、2024年10月以来の新高値を記録。12月30日の終値は0.6706。年初からの上昇率は8.4%と顕著な上昇を示している。

この上昇の背景には、オーストラリアと米国の中央銀行の方針の違いがある。オーストラリア側では、インフレデータの反発によりハト派的なシグナルが出され、12月の会議記録では利上げの傾向が示唆された。市場は2026年にオーストラリア準備銀行(RBA)が利上げサイクルを開始すると予想している。一方、連邦準備制度(FRB)は引き続き利下げ軌道にあり、2026年にはさらに2回の利下げが予測されている。金利差の拡大は豪ドルに直接的な追い風となっている。

**コモディティの強気相場が追い風**

政策要因に加え、商品市場の堅調さも豪ドルの後押しとなっている。最近、金、銀、銅などが歴史的高値を更新。資源輸出大国であるオーストラリアにとって、商品価格の上昇は経済に好材料となり、豪ドルの魅力をさらに高めている。

**機関投資家は2026年の相場を楽観視**

今後の見通しについて、ウォール街と現地のアナリストは一致して強気の姿勢を示している。ドイツ銀行は、G10通貨の中で豪ドル/米ドルの金利差優位性が持続的に拡大すると予測し、2026年二季度に0.69、年末には0.71に達すると見ている。オーストラリア国民銀行(NAB)はさらに楽観的で、2026年にRBAが2回の利上げを行う背景のもと、豪ドル/米ドルは二季度に0.71に上昇し、第三四半期には0.72まで上昇すると予想している。

**注目すべき重要ポイント**

ただし、豪ドルの今後の動きには不確定要素も存在する。1月28日に発表されるオーストラリア第4四半期のCPIや、2月3日のRBAの金利決定は、市場の利上げ確定性を判断する上で重要なイベントとなる。CPIが予想を上回れば利上げ期待が強まり、中央銀行の決定は豪ドルの今後の強さに直接影響を与える。投資家はこれらの二つの重要イベントを注視し、2026年の豪ドルの上昇持続を左右する試金石となるだろう。
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