アルゼンチンの農業ビジネスリーダーCresud (NASDAQ: CRESY)、2021年度第3四半期の財務成績はまちまち

アルゼンチンを拠点とする農業コングロマリット、Cresud S.A.C.I.F. y A.は、2021年3月31日に終了した9か月間の運営および財務状況のアップデートを発表し、連結損失を報告しつつも、重要な運営上の成果を示しました。同社のポートフォリオは、農業事業と都市不動産投資をIRSA子会社を通じて展開しています。

財務パフォーマンス概要

この期間は、事業セグメントごとに異なる結果となりました。純損失は92.3億アルゼンチンペソに達し、前年同期の105.9億アルゼンチンペソの利益と対照的でした。この差異は主にIRSAの投資不動産の公正価値調整によるものです。ただし、運営利益指標はより良い状況を示しており、調整後EBITDAは207億アルゼンチンペソに急増し、前年比40.5%の成長を記録しました。農業部門は調整後EBITDAで92.2億アルゼンチンペソ(、15.4%増)、都市不動産と投資セグメントは114.8億アルゼンチンペソ(、70.1%増)を達成しました。

農業事業の勢い

Cresudの2021年作付けキャンペーンは、同社の生産能力を示しています。好調な商品価格環境の中で、組織は25万9千ヘクタールを耕作し、過去最高の8.5万トンの穀物生産を見込んでいます。農業セグメントの収益は171億アルゼンチンペソで、前期の196億アルゼンチンペソに対して減少しましたが、粗利益は76.9億アルゼンチンペソから114億アルゼンチンペソに改善し、運営効率とコスト管理の向上を反映しています。

戦略的資本投入

この四半期には、同社のポートフォリオを強化する複数の取引が行われました。Cresudは、ボリビアの土地保有を子会社のBrasilagroにUSD 3100万で売却し、同時にBRL 4億4000万分の追加株式6.9百万株を引き受け、持株比率を34.1%に引き上げました(自己株式控除後)。2021年2月には、肉加工事業のCarnes Pampeanas S.A.をUSD 1000万で売却完了しました。

資金調達活動として、9000万株の新株発行によりUSD 4250万の資金を調達しました。その後、IRSAは自社の株式発行80百万株を実施し、USD 2880万を調達してバランスシートの最適化を図りました。

都市不動産セグメント

不動産収益は前年同期の139億アルゼンチンペソから72.1億アルゼンチンペソに減少し、粗利益は48.8億アルゼンチンペソから108.5億アルゼンチンペソに縮小しました。この縮小は投資不動産ポートフォリオの評価課題を反映していますが、管理側の調整後EBITDAの改善は、基礎的な運営の回復力を示唆しています。

バランスシートの推移

総資産は2020年6月30日時点の9299億アルゼンチンペソから3000億アルゼンチンペソに縮小し、ポートフォリオの再構築と公正価値の減少を反映しています。総負債は比例して1967億アルゼンチンペソに減少し、株主資本は1033億アルゼンチンペソとなっています。同社はこの期間を通じて、資本構造の管理を厳格に維持しました。

CresudのNASDAQ: CRESY上場は、多角的なアルゼンチン拠点の企業にとって、商品サイクルや不動産市場の動向を乗り越えるための国際市場アクセスを引き続き提供しています。

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