深夜に友人の急ぎのボイスメッセージに爆撃され、一聴してまたロスカットだとわかった。彼は$TAKEで1万Uを十倍のレバレッジでロングして、少し調整があっただけで直接ロスカット。取引記録を見返すと、9500Uの全額投入で突っ込んでいて、ストップロスも設定していなかった——この操作は確かに「見せびらかし」だ。

多くの人は全資金を投入すればリスクに強くなると思っているが、その考えは少し甘い。ポジションが重くなるほど、死ぬのも早くなる。結局、命運を左右するのはレバレッジの倍率ではなく、投入した元本の規模だ。

1万Uのアカウントを例に取ると、9000Uで10倍レバレッジを使えば、市場が逆方向に1%動くだけでロスカットの可能性がある。別の考え方として、1000Uだけで操作すれば、約10%の下落に耐えられる。これが違いだ。

私は全資金操作を半年続けて、ロスカットせずにむしろ倍になった。核心はこの三つだ：

**第一条：単一ポジションは総資金の10%を超えないこと。** 1万Uのアカウントなら、一度に最大1000Uを投資。たとえ判断を誤ってもストップロスは小さく、元本を傷つけない。

**第二条：単一損失の上限は元本の3%以内に抑えること。** 例えば最大300Uの損失、心配は当然だが、心理的に受け入れられる範囲。こうすれば冷静さを保ち、ますます攻撃的にならずに済む。

**第三条：市場の振動を見過ごし、利益が出たら追わないこと。** 本当にトレンドが突破したときだけエントリーし、それ以外の時間は自分の手を抑えること。

全資金操作の本当の目的は、誤りに耐える余裕を増やし、間違いから生き残るチャンスを作ることであって、命を賭けるためではない。以前、あるトレーダーは毎月ロスカットしていたが、このロジックに従って3ヶ月で5000Uを8000Uに増やした。彼は今になってやっと理解した、全資金はむしろ安定して生き残るためのものだと。

仮想通貨界で最も価値があるのは「生きていること」だ。焦って熱い豆腐を食べられないように、逆にゆっくり進むことで、より遠くへ行ける。