私は暗号通貨業界で5年間活動しており、現在は専らチャート分析と市場解読に従事しています。今日はXRPに注目し、1時間足チャートを見てみると、確かに面白いポイントがいくつかあります。表面上は手強く見えますが、実は多くの変数が潜んでいます。

【ファンダメンタルズはそこまで絶望的ではない】

皆さんはXRPが半年来大きく下落し、機関投資家の予測では2026年まで2ドルに戻らないと言われているのを耳にしたかもしれません。でも、私は問いかけたい——市場は本当に予言通りに動くのか？最も厳しい反転は、絶望的な局面で起こることが多いのを忘れてはいけません。Rippleの訴訟に何らかの好転材料が出れば、一夜にして価格が急騰する可能性もあります。今は弱気に見えますが、誰が暗にエネルギーを蓄えていないと言えるでしょうか？

【チャートの壁はどこにあるのか】

XRPは現在1.87付近で何度も反発と調整を繰り返しています。上には三つの抵抗線：1.876、1.90、1.95が重なり、一層一層硬くなっています。一方、下のサポートはどうか？1.77が最後の砦です。これを割ると防衛ラインはほとんどなくなります。面白いのは、MACDはまだゼロライン下で揺れ動いていますが、デッドクロスからゴールデンクロスに向かう兆候が明らかになってきている点です。これは通常、大きな動きの前触れを意味します。取引量は縮小していますが、買い圧力は静かに高まっており、賢明な資金が裏で動いている証拠です。

【今後の二つのシナリオ】

もし1.77を維持できれば、まず反発を1.876まで狙い、その突破で次は1.90-1.95の戦場へ向かいます。ただし注意が必要です。上の抵抗は多く、1段階上がるたびに反落のリスクも伴います。

もし1.77も割れた場合は、次のサポートラインは1.70またはそれ以下を探す必要があります。ただし、週足チャートを見ると、XRPは高値から一度大きく切り下げられていますが、反発の余地は理論上まだあります。重要なのは、再び安定して立ち直れるかどうかです。

正直なところ、今後数日の動きは、1.77のポイントを守れるかどうかにかかっています。