五日間で、アカウント残高が3.9万Uから50万Uまで増えた――自分でも信じられないほどだ。

きっかけは本当に何気なかった。11月7日、3.309でロング注文を入れてみた。完全に感覚を試す感覚で、特に深く考えてはいなかった。ところが相場はまるで覚醒したかのように、一気に8.789まで急騰。数秒間画面を見つめて固まった後、我に返ってすぐに利確。18万Uが口座に入った。その瞬間は、まさに道端で麻袋いっぱいのお金を拾ったような気分だった。

翌日にはまた手がムズムズしてきた。まだ市場は熱気があったので、9.926で再びロング。今回はさらに勢いがあり、価格は19.9まで一直線。ここでも早めに利確して、さらに8万Uをゲット。2回連続で大きく取れて、気分は最高潮だった。

だが、本当に目が覚めたのは、その後のショート注文だった。価格が20付近で横ばいになっていた時、「これは上がりすぎだ、そろそろ一休みするだろう」と感じ、迷わずショートを入れた。夜中のチャートはジェットコースターのようで、深夜の大陰線で8.66まで急落し、一瞬で24万Uが増えた。その時初めて、これまでの分は前菜にすぎなかったと実感した。

今振り返ると、この相場でしっかり稼げたのは運ではなく、リズムをつかめたからだ。上昇したら恐れずロング、下落局面では潔くショート、そして何より――逃げるべき時は絶対に迷わない。

仮想通貨市場はこういうものだ。チャンスは一瞬で現れて一瞬で消える。トレンドを読み、タイミングを見極めれば、普通の人でも人生を変える一発を掴める。