アルゼンチン中央銀行は最近、以前に銀行が暗号資産に関与することを禁止した規制を撤廃すべきかどうかを検討しています。🇦🇷

もしこれが実現したら、どうなるのでしょうか？
まず、銀行や証券会社などの伝統的な金融機関が正式に暗号資産の取引やカストディ業務を行えるようになります。法定通貨と暗号資産の間のチャネルもよりスムーズになります。
次に、暗号資産の立ち位置が「グレーゾーン」から「正式な存在」へと近づきます。
最後に、ラテンアメリカ全体で暗号資産の採用率が一気に拡大する可能性があります。

つまり、アルゼンチンがこうした動きをするのには理由があります。この国は長年にわたり高インフレに苦しみ、通貨への信頼はすでに揺らいでいます。かつては厳しく規制していたものの、今は積極的に暗号資産カストディを受け入れることで、市場原理を活用して金融システムの信頼性を再構築しようとしているのです。

個人的な見解としては、中長期的には、コンプライアンスを順守する中央集権型金融プラットフォームや規制対応のステーブルコインプロジェクト、現地の取引インフラには確かな追い風になると考えます。短期的な価格変動については、主に市場のセンチメントや物語性によるものです。

合理的な強気姿勢はありですが、無謀な突撃は控えましょう。