今週、暗号資産業界を揺るがす大きな動きがありました。RippleはシンガポールのMASから決済サービス拡大のための規制承認を獲得し、国境を越えた決済インフラの確かな裏付けとなりました。一方、Grayscaleは米国初の現物LINK ETFをNYSE Arcaで上場し、従来の投資家にもChainlinkのオラクルネットワークへの直接的なエクスポージャーを提供する歴史的な一歩を踏み出しました。

規制面では、英国が規制を強化中で、取引所は今後ユーザーの身元情報を収集し、取引データを当局に報告することが求められます。一方米国では、Vanguardが門戸を開放し、全5,000万の顧客が自社プラットフォームを通じてBTCおよびETHのETFにアクセスできるようになりました。これは大規模な機関投資家の導入と言えるでしょう。また、ソニーもこの分野で動きを見せており、詳細は今後明らかになる見込みです。