Entrée Capitalが3億ドル規模の新ファンドを立ち上げ、初期段階の暗号およびWeb3インフラプロジェクトに特化

12月4日、Coindeskによると、Entrée Capitalは最近、3億ドル規模のファンドを立ち上げ、初期の暗号資産およびWeb3インフラプロジェクトへの投資に特化すると発表しました。この動きは、現代のテクノロジースタックとシームレスに連携できるブロックチェーンシステムへの機関投資家の関心が加速していることを強調しています。同社は木曜日のメール声明で、本ファンドがシード以前からシリーズAまでの資金調達段階をターゲットとし、Web3の主流アプリケーションの基盤を構築する起業家を支援する予定だと述べました。投資対象には、暗号政策フレームワーク内で自律的に資産を管理できるAIエージェント、分散型物理インフラネットワーク、そしてトークンインセンティブを活用して現実世界のインフラを調整・資金調達・運営するブロックチェーンプロトコルなどが含まれます。Entrée Capitalは、金融テクノロジーと暗号分野における長年の投資歴――Stripe、Rapyd、Mesh、Web3ビルダーのGen LabsおよびBreezへの初期投資――が、規制金融と分散型ネットワークの交差点で起業家を支援する独自の強みとなっていると述べています。機関投資家は現在、AIエージェントとDePINという2つの分野に注目しており、これらは暗号ネイティブ領域でそれぞれ、現在最も急成長している2つの技術基盤――人工知能とクラウドコンピューティング――に対応しています。